2021/12/12
会社を運営するには資金が必要になります。金融機関でお金を借りることが出来れば良いのですが、会社の経営状況などが問題でお金を借りられないこともあります。どうしても資金調達が必要な時は、売掛金をファクタリングサービスで買い取ってもらうのが良いと考えられます。売掛金は商品やサービスの売上時に発生する勘定科目です。
取引先が支払いを後払いする時に使われる勘定科目で、売掛金自体に資産価値が存在します。資産価値はあるものの売掛金は実際のお金として使えません。ファクタリングはこの売掛金を買い取ってくれるサービスで、手数料は掛かりますが資金調達の候補になります。利用方法は二者間契約と三者間契約があります。
二者間契約は利用者と業者の間で取引が行われます。売掛金を買い取ってもらった後、利用者が回収した売掛金を業者に支払うことで取引が完了します。三者間契約は利用者、取引先、業者が合意することで取引が行われます。業者に売掛金を買い取ってもらい、業者が取引先から売掛金を回収することで取引が完了します。
ファクタリングサービスの買取価格は満額の80~95%になります。100万円の売掛金なら80万~95万円受け取れるということです。買取価格は会社の信用度や経営状況などで左右されます。初めて利用する時は信用度が低いので、買取価格が低く抑えられていることがあります。
ファクタリングサービスはインターネットから申し込みすることが可能です。まだ知名度の低いサービスなので、詳しい情報を知りたい時は業者の資料を請求してから考えてみると良いでしょう。