ファクタリングには2種類ある？

ファクタリングには2種類あると解説しているサイトが多いです。これはあくまで大きく分けると2種類あるという意味であり、もっと細かく分類するととても多くの種類があります。大きく分けるなら、「2社間の契約」と「3社間の契約」の2種類に分けられます。安全性で考えるならば、3社間で契約をするべきでしょう。

しかし2社間のほうが多く利用されています。それはなぜかというと、取引先にばれると信用を失うからです。日本では借金をするということに関して悪いイメージをもたれる傾向があります。ファクタリングは借金よりもさらにリスクが高いものです。

利息よりも高い手数料を支払うことになるからです。そのため、取引先にばれると「この会社は倒産寸前なのではないか」といった悪いイメージを持たれてしまうでしょう。もっと細かく分類するならさまざまなタイプがあります。医療や介護報酬のファクタリングなどは一般的な売掛債権とは性質が異なります。

医療や介護報酬は公的な機関から報酬が支払われるので、ほぼ確実に回収ができます。そのためリスクは低めとなるので手数料も安くなります。医療や介護報酬を専門に扱ったファクタリング業者も存在しています。また、ファクタリングには償還請求権がついているケースとついていないケースがあります。

取引先が倒産をしたときにどちらがリスクを負うかという問題で、償還請求権がついていると利用者がリスクを負います。償還請求権はとても大切なのでしっかりと確認をしておきましょう。